年齢やライフサイクルとともに変化する女性の体を総合的に診察し、女性特有の病気や症状を治療
ケアしております。婦人科検診も行っております。女性の悩みに耳を傾け、気持ちを理解し、より
パーソナルな医療を心掛けています。
年齢が加わり排卵が不順になってくると、女性ホルモンも減り、また月経が無くなることによる血流の乱れ、年老いることの寂しさなどから、様々な症状が発生します。治療には女性ホルモンが効果を上げることが多いのですが、乳癌の発生を促す危険性なども指摘する声があり、ホルモン剤が万能ではありません。その他、安定剤や漢方薬が使用される場合もあります。
月経中に腹痛・腰痛がひどく苦痛に感じている方も少なくないと思います。当院では、そうした症状に対し漢方薬を主とした治療を行っています。もちろん、必要に応じて鎮痛剤も使用します。
ところで、月経時の疼痛を感じる方の一部に、子宮内膜症が原因の場合があります。内膜症か否かは主に内診を通じて判断し、必要な治療と処置を行います。
一方、排卵時、そして排卵から月経までの期間、心身に不調を覚える方も多く見られます。身体面では頭痛・お腹の張り・むくみ・便秘・食欲低下など。しかし、特につらいのが心理面での変化で、イライラして子供や夫に当たってしまう・憂鬱感・不眠などが主な症状です。
そうした症状の方を、当院では力を入れて診療しております。
子宮癌には子宮の入口にできる頸癌と、内部にできる体癌の2種類があります。頸癌については20歳になったら年1回の検診が理想的です。頸癌は年1回の検診により、癌に変化する前にほぼ100%発見できます。検査にほとんど痛みは伴いません。不正出血のある方は、必ず体癌検診を受けてください。
日本に於いて、最近、頸癌は確実に減ってきていますが、逆に体癌は増えてきています。
体癌同様、卵巣癌も増えています。卵巣癌は早期発見がとても大事です。卵巣癌の多くは最初から癌ではなく、良性の腫瘍が途中で悪性化する場合が大部分です。ですから、良性であるうちに発見し、治療していまえば良いのです。良性であれば再発はないからです。
また、たとえ癌として発見されたとしても、早期の場合ならば完治する可能性が十分あります。そのためには、定期的な検診がぜひとも必要です。卵巣異常の有無を調べるには、先ず第一に内診で、異常が疑われたら超音波検査・CT等が用いられます。年1回の婦人科医による子宮癌・卵巣腫瘍の診察は不可欠です。
成人女性の20%に筋腫があります。筋腫による症状は「月経量が多い」「下腹部に堅いものが触れる」の2つが多いのですが、筋腫をもつ半数の方は無症状です。症状がある場合は手術などの治療が必要となるでしょう。しかし、無症状の場合は経過を観察していくことが多いのです。それは、筋腫が悪性化する危険性が極めて少ないからです。
閉経前後から骨の密度は低下する傾向がありますが、著しい場合、骨粗しょう症となり骨折しやすくなってしまいます。骨折すると治りにくく、生活の質は悪くなります。現在では、骨粗しょう症に効果が大きく、副作用が少ない薬剤が保険適用になっています。期待して良い薬だと思います。
当院では一般的な検査と治療は行いますが、体外受精などの特殊な診療は扱いません。
当院は母体保護法指定の医療施設ですので、法に従って妊娠中絶手術を行っています。妊娠14週までは原則として入院の必要はありません。それ以上の週数では入院が必要です。
現在の法律では、21週まで中絶可能です。手術は6〜8週に行うのが理想的かと思います。当院には入院施設がありますので、14週以降の中絶手術も行います。
ピル
低容量と中容量の2種類を用意しています。
子宮内器具
いわゆるリングと呼ばれているものです。プラスチック製の製品を使います。
緊急用ピル
妊娠の可能性がある性交後72時間以内に用いれば95%の避妊効果をもつピルがあります。
現在の日本では、女性の30人に1人は乳癌が発生すると考えられています。ですから、乳癌検診はとても重要です。検査法には、触診・超音波法・マンモグラフィー(レントゲン撮影)がありますが、現在のところマンモグラフィーが最も推奨されるものです。
当院にはマンモグラフィーはありませんが、希望される方には専門クリニックを紹介致します。
甲状腺に関しては、9割が女性に発生します。触診で甲状腺が腫れているかどうか判りますが、必要に応じて、血液検査も行います。
乳癌は女性で最も多い癌であり、甲状腺疾患も女性に非常に多く発生します。市の検診などを利用し、受診しましょう。
性感染症は主に性関係を通じて広がっていく病気です。淋病・コンジローム梅毒などですが、現在最も多いのがクラミジア症です。膣・外陰部に異常が感じられたり、セックス・パートナーが性感染症にかかっている場合はご相談ください。
他にも、月経不順・異常出血・下腹部痛・外陰部のかゆみ、痛み・おりものが気になるなど一般的な症状の診察も行っています。
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